うつ病でEDになる?

うつ病はその患者数を大きく増やしている現代病のひとつとされており、そこではさまざまな症状が見られるようになりました。
無気力感や興味の喪失、不眠といったような症状は代表的なものですが、それらの代表的な症状と同様に多く見られるのがEDなのです。
ではどうしてうつ病とEDには関連性が見られるのかと言うと、端的に述べてしまえば先ほど述べた無気力感が性欲の減衰に繋がり、その性欲の減衰によって勃起が阻害されるということが理由となっています。
これは心因性EDとよばれるような状態の典型的な例であり、脳が外部からの刺激に対して過度に鈍感になってしまっているというのが根底にあります。
過去に性的興奮を得られていたもの、例えば異性の裸体などを見たというような場合、それはよほど嗜好が変化してでもいない限り変わらず興奮を得られるもののはずです。
その興奮は脳で「生殖機能を活性化しよう」という命令に変化して陰茎部へ送られ、陰茎部の性器海綿体動脈が拡張することによって勃起が発生し、それによって性行為ができる勃起状態が作られます。
しかしうつ病になってしまっている人の場合は脳に対して届く刺激が弱くなり、かつての興奮では生殖機能を活性化しようという命令を発生させることができないようになってしまうケースがあるのです。
この状態になってしまった場合でもバイアグラなどはある程度効果があるのですが、そもそもの性的興奮が得られていないということですから、うつ病の状態が極度に悪化している場合はバイアグラでも対応できないというようなケースも見られます。
ただそうした場合であっても抗不安薬などを服用すれば改善させることは可能ですから、そこで「うつ病でEDになったからもう治らない」と諦める必要は全くありません。
恥ずかしがらずに医師に対して症状を伝え、その解決策としてはどういったものがあるのかアドバイスを受けるようにしましょう。